「人にものを教えることはできない。
自ら気付く手助けができるだけだ。 」
地動説は現在の常識、ガリレオ・ガリレイの名言の一つです。
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ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)16世紀~17世紀、イタリアのフィレンツェで活躍した天文学者、物理学者、哲学者。 天の川が無数の恒星の集合ということを発見したのもガリレオだったんですね。 |
今月は、天文学の父と言われる、ガリレオ・ガリレイの言葉を取り上げてみました。イタリアの物理学者、天文学者、そして哲学者でもある彼は、ご存知「地動説」を唱えてキリスト教会から弾圧された存在でもありました。 |
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さて、私たちトライプランニングは、経営コンサルティングを主軸として、営業支援、WEBマーケティング、そして人材開発と、企業の成長を加速させるお手伝いをさせていただいていますが、満を持して7月から新サービスをスタートいたします。それが、 TPメンバーシップという会員制度です。 このサービスは、弊社のお客様を繋げていくことで、営業支援はもとより、その会社で働く若手社員の皆様の、横のつながりを強化して行きたい という思いがあります。 |
経営者の皆様のミッションは、事業の成長と人材育成。特に人材に関しては常に育成計画をベースに、育て、将来の会社を担う幹部にしていくことを目標とし、日々取り組んでいらっしゃると思います。しかし人材に関しては、相手がナマモノ(!)なだけに、いくらこちらが「教えて」も、すくすくと伸びるタイミングがあれば、そうでないタイミングもある。つまり人が伸びる時は、やはり本人が何らかの「気付き」を得た時だと、私も実感しています。
これまでの経験上、10のボールを投げて、10人がそのまま10を受け取る、ということは残念ながらありません。
人によって、8受け取る人もいれば、5の人も、そして1つだけという場合もあります。
ただ、確実に言えることは、1つしか受け取れないからと言って、「育てる」機会を奪うことは花に水をやらないのと同様、枯らしてしまうことに繋がります。例え1つでも、その1つを実際の仕事で活かしてくれてこそ、事業にもつながり、そこからまた良い循環が生まれてくるということです。弊社の幹部候補育成(戦略志向)研修では、受講生自ら手を動かす、考える、ツールを使う、そして人の前で発表する、ということを重視しています。そうしたことを重ねていくうちに、まさに青虫から蝶々に代わるくらい変貌する若手がいます。これまで数多くの人材を見てきていても、うーん、コイツはどうかな?というような人材が、です。
皆さんの会社の社員さんも、必ず「スイッチ」があり、それを自身が気づいて入れるかどうかが蝶々の第一歩。
今回のサービスは、そうした機会の提供もしていきたいと考えています。もちろん私が企画しますので、座学だけではなく、マラソンや富士登山などの体験型もございます。お楽しみに。そしてよろしくお願いいたします。
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皆さまの成長を加速させる、『TPメンバーシップ』はこちらへ。
さまざまな『会員特典』をご用意しております!
今回取り上げた 「人にものを教えることは出来ない。自ら気付く手助けができるだけだ」 まさに、人材育成の座右の銘だと思います。一見仕事をしているように見える中堅社員さんでも、その仕事は「やっている」のか「こなしている」のかを改めて問いかけてみてください。こなしているのであれば、経営者にもその責はあると思います。
人材を人財にするために、改めて「気付く」チャンスを色々な角度から提供してあげていただきたいと思います。
(弊社発行 月刊まるやまVoice Vol.71 2017年5月号より抜粋)