これは、私がお客様に経営計画の必要性を説く時に良く使う言葉です。
元は渋沢栄一氏の「右手に算盤、左手に論語」を活用させていただいています。

 

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今年も半年が過ぎようとしています。皆様のビジネスの進捗は如何でしょうか?今期弊社のお客様は好調なスタートをされた企業様がほとんどで、サポートさせていただいている我々としては嬉しい限りです。これからも弊社にご縁をいただく企業様が毎年成長して頂けるよう、我々も情報をインプットし、お役に立てるよう成長して参ります。
ところで、世間ではいつの時代も景気には関係なく、着実に業績を上げている企業がある反面、伸び悩んでいる企業もありますね。その違いは何でしょう?時代の流れ、商品力、営業力、社長力、社員力・・・もちろんそれらの要因もあるでしょう。しかし私が考える一番大きな要因は、経営ビジョン、経営計画、つまり会社をどういう方向に進めたいかという目的を明確にし、それを会社全体で共有しているかどうかだと考えています。
 

夢七訓

さて、今回の「右手にロマン、左手にソロバン」ですが、前述のように、渋沢栄一氏の言葉から頂いたもの。氏の日本経済への尽力はここでは詳細は省きますが、明治維新後自由主義の経済発展の礎が、氏の行動力に有ったことは紛れもない事実だと思います。
私は氏が説いた「夢七訓」をあちこちで紹介しています。これは人生においても、会社経営においても成功する上で必須の流れだと思います。
夢を実現するために肝に銘じたい言葉ですよね。

経営計画立案

と、いうことで、夢の実現にもつながる経営計画立案ですが、弊社ではこの立案からお客様と関わらせていただいております。そして実際に、ご一緒に策定した中計をもとに活動をしていくと、会社が見違えて成長して行きます。
まだしっかり策定していない会社様や、策定はしているが、効果的な運用が進まないという会社様に、改めてこちらで意義と活用方法をご紹介させていただきます。

 

 

計画を立てる意義

① 目の前の仕事に追われて先を見通していないと、ビジネスチャンスをものに出来ないばかりか、急速に変化する経営環境に適応できず、存続が危うくなります。そのためには将来の進むべき目標が必須となります。
② 計画を立てるベースは現状の正しい認識から導き出される課題です。それにはまず将来の理想を策定しなければなりません。それがあることで、現状とのギャップが明らかになり、解決策が作成できます。
③ 計画は社長1人で作成するのではなく、社員さんも巻き込んで作成することにより、個々人の、自社における役割も明確になります。その結果自ら行動する人が増え、組織の活性化につながります。

 

必要項目と活用方法

1. 必要項目:売上(利益)計画、営業計画、投資計画、商品(サービス)計画、組織計画、採用計画、教育計画、等
2. 活用方法:全社員への告知、部門ごとのアクションプランの確認、責任者・担当者の設定と役割確認、月次での
経営会議や営業会議(組織別会議)での進捗確認、そして4半期(若しくは半期)毎の修正、見直し。

簡単に書きますと上記になりますが、策定はしたものの、運用・活用が出来ていないという会社様が多いのが現状です。

相談したい、教えて欲しい、またもっと知りたい等ございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ。