高材疾足(こうざいしっそく) Voice Vol.41

高材疾足(こうざいしっそく)」優れた才能や手腕があり、優れた働きをする人。「高材」は優れた才能の意味、「疾足」は足が速いという意味ですね。出典は中国の古典「史記」です。

 

さて「高材疾足」。このような人材が社内にどれだけいるのか、またこういう人材をきちんと育てられるのか。企業は人なりですので、本当に重要な事ですよね。一方では、社員は育てることができるが、自分の片腕は育てるのではなく、見つけることだとも言いますね。今の時代、仮に社内に参謀役が居なくても、社外でもそのような頼りになる人材とつながっていられれば、良いと思いますし、我々コンサルタントがその役目を担う部分も大きいと思います。2014年はNHKの大河ドラマで「軍師官兵衛」を放映していました。最近の傾向として、主役が武将ではなく、補佐役と言うのも多くなっているようですね。私も歴史物は好きですので、この番組は時間があればなるべく見るようにしています。

いつの時代にも名将はいますが、そこには必ず、名補佐役がいたのだと思います。古くは中国の劉備が三顧の礼で迎えた、諸葛孔明がそうではないでしょうか。

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↑菩提寺である、崇福寺に残る、黒田孝高(官兵衛)の絵

一方歴史は勝者のストーリーですから、登場する人物の発言や行動が、全てが正しいとは思いませんが、今回の黒田官兵衛は、戦国時代を制定し平和な江戸時代に入っていく、日本の歴史の大きな転換期に存在した人物なのでキーパーソンですよね。黒田官兵衛の事は、当然いくつかの文献に書かれていますが、(彼がキリスト教に入信したこともあり)一番きちんと書かれている菩提寺の住職の文献だけでなく、宣教師たちの文献にも記述があるという点が真実味を増していますし、ゆえにその活躍が現在に知れ渡っているのではないでしょうか。

私の好きな司馬遼太郎氏によると、日本の歴史が大きく変わったのは、戦国統一と明治維新。そしてそのキーパーソンは、織田信長と坂本龍馬だと言っています。 

一方歴史は勝者のストーリーですから、登場する人物の発言や行動が、全てが正しいとは思いませんが、今回の黒田官兵衛は、戦国時代を制定し平和な江戸時代に入っていく、日本の歴史の大きな転換期に存在した人物なのでキーパーソンですよね。黒田官兵衛の事は、当然いくつかの文献に書かれていますが、(彼がキリスト教に入信したこともあり)一番きちんと書かれている菩提寺の住職の文献だけでなく、宣教師たちの文献にも記述があるという点が真実味を増していますし、ゆえにその活躍が現在に知れ渡っているのではないでしょうか。                       

確かに、当時の日本を変えたいということでは、この二人になるのも当然ですね。その織田信長と、豊臣秀吉に仕え、単純な戦術家ではなく、戦略を立てて参謀として活躍した面白さはあると思います。

さて、春は日本でもプロスポーツのシーズンインです。2014年は、ソチオリンピック&パラリンピックが開催され、6月にはサッカーワールドカップも開催されましたので、ワクワクしましたが、もちろん団体競技だけでなく個人競技もコーチの力は重要です。選手の能力を最大限に発揮して、技術だけではなく、メンタル部分でもしっかりとサポートをする人がいるか否かで結果は大きく違ってくると思います。   sochi-300x135

 

会社で、組織で「高材疾足」の人材を登用できるよう、しっかりと目を向けていきましょう。成長している組織や会社を見ていると、人材の流動が激しい気がします。もちろん勤続何年ということも重要ですが、一方で成長するためには、そのステージ毎に、能力を発揮できる人が必要なのも確かです。若手を育て成長を待つというのは、本質ではありますが、新規事業、新規部門、新規マーケットに展開する際には、間違いなく、新しい血が必要だと思います。10人の組織を管理できても、50人の組織を動かすには、別の才能が必要ですよね。

今回は「高材疾足」を参謀役と定義しましたが、4月からの新年度に向けて、経営者として成長すべく、気持ちも新たに取り組んで行きたいと思います。ぜひ皆様も!

 

(弊社発行 月刊まるやまVoice Vol.41 2014年3月号より抜粋)